本当に欲しい車
フェラーリはマセラティを買った後、これより目立つフェラーリはとてもじゃないけど乗れないと思った。エンジンがうるさすぎるし、目立つので疲れすぎる。
とてもじゃないけど毎日どころか週に1日も乗りたくないと思ったと同時に、なんでフェラーリやランボルギーニの走行距離が10年経っていても少ししかないのか分かった。
みんなしんどいんだ。運転するの。運転するのに気合が必要というか。
自分はサーキットを走る趣味はないので、移動として車を使うのに、その移動で疲れるというのはなんだか馬鹿げている。
その他、かっこいいと思ったジャガーXJやさっぴが好きなMINI、家族キャンプ用のカイエン、BMW7。
ヨーロッパやアメリカで長期間借りたレンタカーを入れるなら、メルセデスはA~Sまで、BMWは1,3,5。プジョーやSAAB、ルノー、ランチア、キャデラックなんかも運転した。
最近はフェラーリカリフォルニアかアストンマーチンDB9、ヴァンキッシュまたはラピード、ベントレーコンチネンタルGTも4人家族だし、いいかもしれないと思っていた。
けれど、アストンはさっぴが好きじゃないし、カリフォルニアやコンチネンタルGTは子供が大きくなることを考えるとそろそろ限界。
というか、この前、皆既月食を見に名古屋まで家族で911で行った時になんだか最近911ターボに乗ってると今まで以上に腰が痛くなることに気が付いた。
20代の頃ならボクスターでも全く腰痛にならなかったのに1時間も乗ると腰が痛くなる。それは同い歳のさっぴも同様。
というか最近エンジン音がやけにやかましい=ストレスに感じる。スピードも昔のように出さなくなった。
あれ?もうスポーツカーいらないんじゃないか。
車で遠くに行くこと自体は俺もさっぴも子供たちも幸い好きなので、静かにストレスなく、体にも負担なく、安全な車で長距離運転したいと思うようになった。
じゃ、選択肢は何になるだろう?
そういえば、フェラーリやポルシェ以前に長い車が好きだったことを思い出した。
大学生の頃、最初に買いたいなと思ったリンカーンのマークⅤだった。
ただB系の人が当時乗り回しているのに辟易としてしまって辞めた。
けど、それも妥協だったことを思い出した。
本当にずっと欲しかったのはロールスロイス ファントムだ。
けれど、ファントムといえばフェラーリやランボルギーニ以上に高額だし、何より運転手を雇う必要がある。流石に、5000万円以上の車に追加で運転手に毎年700万円も払えるほどお金を稼げるようになるとは思えなかったのであきらめていた。
いや、今でも車や運転手にそんなお金を払うことは無理だ。
けれど、この15年くらいで時代が変わり、ゴーストやレイス、カリナンなどが発売されたことでロールスロイスを自分で運転する人が増えてきた。
さっぴと相談した。ファントムかゴーストが欲しいな。もちろん、中古の型々落ち。
そしたら、さっぴもロールスロイスは静かなこと以上に丸いから好きだった。
さっぴはワーゲンバスを欲しがっていたけど、俺が運転したくなかったから諦めさせてしまった。
俺とさっぴは好みが結構真逆くらい違う。
俺は長くて尖っていたり流線形のものが好き。さっぴは真ん丸のものが好き。
初めて好きな車が一致した。
どうやって買うかは決めた。
次はどこに置くか、いつ買うか。ファントムとゴースト、どっちにするか考えよう。
ロールスロイスが買ってもいいと分かったらフェラーリやアストンが霞んで見えるようになった。
ずっと本当に欲しかったのはロールスロイスだったんだ。
これまで30台ほどいろんな車に乗ってきたと思うけど、満足出来ず、3000㎞も走るとすぐに飽きてしまったのは本当に欲しい車じゃなかったからなんだ。
ひょっとするとこれからロールスロイスをずっと乗り続けるかもしれない。
ラコリーナ近江八幡
朝からとくが「ぶんぶん!ぶんぶん!!(車に乗ってお出かけしたいの意味)」と言って、靴を履いて家の中を走り回るので、さっぴと話し合って急遽、前々から行きたいねと言っていた候補のラコリーナへ。
*子供が産まれてから行こうと予定をしていても前日や当日に体調を崩すことが増えたので最近は当日もしくは前日に体調が良さそうだと急に出かけることが多くなった(泊り含め。最短は当日で石川一泊二日の旅)。今日、もう少し当日行きたいところリストまとめておこう。
行ってみると、昔イタリアの片田舎で見たような、とても周囲の景色と調和のとれたお店、会社だった。
神社仏閣にはまた価値を見いだせていないからか、隣の芝は青く見えるからか、日本でここまで息をのむような景色を見たのは初めてかもしれない。
さっぴと「これすごいお金かかってるね。デザイン料だけでも相当なものでは」などと盛り上がりながら、お洒落な場所、美しい場所が好きなとくもご機嫌。
中も恐らく経営者の趣味(?)かと思われるロンドンバスやワーゲンバス、イタリアの500L、Vespa、アメリカのスクールバス、アメリカのいろんな場所のナンバープレートが飾ってあった。
「なんでこんなところにこんな美しい建物を建てたんだろう?もっと都市部に建てればもっと人が来るのに。」とさっぴと話し合っていたのだけれど、今、ふと気が付いた。
さっぴとは子供が産まれるまでは年間の3分の1くらいは仕事の都合でヨーロッパ(主に英仏伊)やアメリカ(LAかNY)のいろんな場所に住んで生活していた。
いずれの国も都市部に滞在したこともあるけれど、どれも「ここは美しい」と思ったのは、都市部ではなく片田舎だった。
トスカーナ然り、ペルージャ然り、ブレッド然り、トレド然り…。
とても目が癒された。
これから都市部に行くのはでなく、自然と調和を考えて造られた場所に行くのがいいかもしれないと思った今日この頃。
うん。しばらくコロナで海外には行けそうもないし、日本でこういう場所、少しまとめてみよう。
働き方
昨日、さっぴとせいに将来、「20年後、どんな暮らしがしたいか。」と聞いてみた。
そしたら、回答は「仕事場まで徒歩5分以内。研究者。年収は1000万円以下がいい。」という回答だった。
自分がせいくらいの小さいころは「年に1日働くだけとかいいな。またはトレジャーハンターみたいに一回財宝見つけたらもうそれ以上働かなくていいとか。あぁ、習い事とか学校も休み時間や休日とかいらないから、まとめて(圧縮して)全部出来たらいいのに。そしたら、そのあとは自由に過ごせるのに。」とか考えていたことを思い出した。
将来的に自由な時間があるのなら、短期的には超激務でも構わない。むしろ、そっちの人生の方がいいと考えていた。
ビルゲイツ未来を語るを高校生のころに読んだ時、「こんな起業家人生がいい!」と思い、そう生きようと決めたのも、短期的に濃密に働いたら後はお気楽に過ごせるだけのお金が稼げる生き方、手段を見つけることが出来たことに興奮したんだと今気が付いた。
さっぴもビルゲイツが好きだけど、きっと全く違う理由だろう。
トレジャーハンターは確かに財宝を見つければお気楽だけど、子供心ながらさすがに確率的に見つけることが難しいと思っていたのだろう。
それなら起業して上場までもっていく方がまだできるかもしれないと思ったんだ。
結局、他の手段でも目的と達成できることをさっぴに教えてもらったので上場を目標にすることはなくなったけれど、今は子供の時の理想に近い生活を送ることが出来るようになった。
ビルゲイツの言っていた「重要なのは最初のビジョンだ。」ではないけれど、最初に理想に思ったものは相応の努力によって成し遂げることが出来るのかもしれない。
そして、それを遥かに超えることは難しいのかもしれない。
例えば、子供のころに「フェラーリやポルシェに乗れるようになりたい!」と思えばそこまで行くことが出来るけれど、プライベートジェット一機まるごと所有は難しいというか。
今は一日で一生分稼ぐことも目標にしている。
そうか。どうすればより効率的にお金を稼ぐことが出来るか考えるのが好きなんだ。
そして、それには自分が美しいと思うものや好奇心を満たされる必要があるんだ。
だから証券などではないんだ。
実際には考えてる時間も労働時間なのだろうけれど、それはゲームみたいなもので、好きな時間だから労働時間にカウントしてないということなんだ。
仕事を始めて20年。なぜ、今の仕事が好きなのか分かった。
次は、空いた時間で何をしたかったのか。
これも少しずつ分かってきた。
今日はお昼にポレンタを作ろう!
みんなで掃除(家事?)をすると幸せに
今日は午前中、さっぴがワッフルとお昼ご飯を作ってくれている間、結婚記念日に残ったワイン(最近は二人ともグラス一杯も飲めない…)でワインゼリーを作った後に、ふと窓ふきをしていた。
その時、とくは窓ふきと自分のベビーカー磨き(とくは何でも拭いたり、磨いたりするのが好き)、友達と遊んできて帰ってきたせいはお風呂掃除をしていた。
4人ともやっていることはまるで違う。
寧ろ、いる場所も4人とも違う。
さっぴはキッチン、とくは和室と玄関、せいは浴室、自分は窓がある一階を順番に。
すると、ふと幸せが込み上げてきた。
みんなで家の中を掃除したり、食事を作ったりしてると家の中がきれいになっていき、且つおいしいご飯やデザートもあるから?
夕食後に、4人で和室で寝転んでそれぞれ違うことをしている時も幸せを感じたけど、今回は全員同じ場所にいない。
うーん。幸せって不思議。
予想してなかったところで感じたり(沸いたり?)する。
どこかに旅行に行ったりするんじゃなくて、こんなゴールデンウィーク初日もいいなと思った今日。
お昼を食べ終わった今は、さっぴは先日、cottaから届いた包装紙などで作ってくれた自家製お菓子をシーラーで詰め詰め、せいは読書、とくはお昼寝、自分はブログを書いて、このあと無線LANの設定。
うん。これもまた幸せだ。
同じ家でみんながそれぞれ好きなことをやっていたり、ご機嫌に過ごしていると幸せに感じるのかな。
前述した料理や掃除もみんなご機嫌でやっていたし、今もさっぴは念願のcotta用品に囲まれ、とても楽しそう。
見ているこっちも楽しくなる。
最近、イタリア人をテーマにした本をたくさん読んでるけど、少しずつどういう時に幸せが分かってきた気がする。
魚介類を大量に
今日(昨日)は、閉店間際のスーパーで魚介類を家族総出で大量に買いに行った。
午後5時半に家を出て6時にスーパー到着、7時半に帰宅。
普段、夜で歩くことはせいとくが産まれてからは、ぐんと減ったというかなくなったので、とても新鮮だった。
せいとくもちょっと悪いことをしてるみたいで楽しかったみたい。
帰りにピンクムーンが見ることが出来たり、春の夜の風を感じながら、ふとさっぴと出会ったばかりのころ(春だった)と同じ風だと思って懐かしく思っていた。
当時は二人ともまだ大学生で仕事も別にしていたので会えるのは夜だけだったから、ほぼ毎日ドライブして出かけていたなぁ。春になると毎年思い出す。
さっぴと出会ってから春が一番好きになった。
それまでは、お洒落な服が着れる秋冬、小学生のころはカマキリがたくさんとれる秋が好きだった。
そして、せいとくを寝かしつけた後、買ってきたものをさっぴとパックから出してビニール袋に詰める、そしてそれをジップロックに種類ごとに入れるという地味な作業をひたすら続ける。
昔こんなことさっぴと夜な夜なやってたなとふと、8年くらい前までイタリアに行って、さっぴと二人で買った服の実寸を測って袋詰めしていたことを思い出した。
それを懐かしいなぁと思ってさっぴに言ったら「あぁ、それでか!なんか昔こんなことあったようなと思ってた。」と覚えていてくれたのがうれしかった。
あぁ、そうか。
ブログを書くと考えがまとまるんじゃなくて、自分がその時にどう感じたかという感情が分かるんだと今、書きながら気が付いた。
自分で自分のその時々の感情が分かってないから、さっぴにその感情を伝えることが出来ず、さっぴに伝わらないんだ。
ブログを続けよう。
そしたら、いずれ、その時に自分がどう感じたか分かるようになるような気がする。
さっぴ特製グラノーラ
今日はさっぴが先日、買ってくれたオーガニックのオートミールやワッフルシュガー、ベリー、ナッツ、チョコレート、かぼちゃの種、特別牛乳などを使って特製チョコグラノーラを作ってくれた。
「めっちゃ美味しい!!」
昔はよくコーンフレーク、グラノーラを朝食に食べていたけれど、とくが産まれる前から玄米生活を始めて5年ほど、完全にグラノーラの存在を忘れるくらいになっていた。
「これまでに食べたどれよりも圧倒的に美味しい。」
そして、本人が完全に忘れていたのに、さっぴは覚えていてくれて作ってくれたことがとてもうれしかった。
なんで覚えていてくれて、今日突然作ってくれたんだろう?
後で聞いてみよう。
やっぱりブログを書いてると考えがまとまる。
さっぴの作ってくれたグラノーラ
どーーーーん
これだけあるとめっちゃ安心&めっちゃ嬉しい。
というか、市販のグラノーラ量が少ないって言ってたのもひょっとして覚えていてくれたのかな。
聞いてみよう。
そうしよう。